を行いました。しかも、これは放送局と打ち合わせをしたものではないと言います。「なんで勝手に降伏してるんだよ?」と思う向きもあるでしょうが、実は深謀遠慮に基づいた戦略なのだとしたら、どうでしょうか?。
最近アニメのコンテンツメーカー(放送局ではない)が、動画のネット配信に積極的になりだしています。Biglobeの
キミキスや
こどものじかん。Gyaoでの
機動戦士ガンダムOOや
ドルアーガの塔。最新の一話を無料で配信。過去のは有償というスタイルだったり、期間限定で全話公開したり。スタイルは色々。もっと直接的なBANDAI CHANNELというのもあります。いずれもTV局という流通に依存しない途の模索です。結局
流通を支配したものが既得権益となっているのですから。
こんな中、
ニコニコ動画でもアニメチャンネルというのを実験的に始めます。最初はチャンピオンだかで連載しているペンギン娘。MAD推奨アニメと銘打っています。これの最大の特徴は、ニコニコ動画OnlyでTVではOnAirされないと言う所にあります。
ニコニコ動画におけるUGC(User Generated Contents)が、巧くハマるとアイマスだったり、初音ミクだったり、らき☆すただったり、ハルヒだったり のブームを作れる事は判っています。これを、誘導することで意図的にブームを起こせるようになったら、勝ちと。但し、この手のブームは自発的にやるから口コミで広がり、酔狂が興じて盛り上がる訳で、仕組んでも駄目だと思います。なので、当面は実験に留まるでしょうね。
いくつもの番組をリリースし、選択の余地が生まれてからが勝負だと思います。
そして、この取り組み自体がTVに放送するのと同等の宣伝効果があると周りに認めて貰う事ができれば勝ちです。
この動画サイトを使って動画を配信する というのは、実はコンテンツメーカーにとってメリットが多いんです。
(1)配信クオリティをコントロールできる。デジタル放送が始まり、HD画質を録画できる現況 SD以下のクオリティでの配信に限定でき、高画質が欲しい人は、メディアで買ってね。とアピールすることができる。
(2)ネットコミュニティの自浄作用を期待できる。小市民とは不思議なもので、制限が厳しいものには積極的に規則を破ろうとするものですが、自分から
無料で配信しているような物がある場合、それ以上のクオリティのもののアップロードは信義に外れるとして、排除してくれる様になります。
(3)TVという流通に乗せる必要がなくなる。放送局というのは、視聴率が見込める番組においてはスポンサーになってくれますが(ガンダムとか)、マイナー系の番組に関しては、コンテンツメーカーの方が枠を買って宣伝している状況です。そして、放送局毎の規制に影響を受ける(Nice Boat、テレ東のパンツ規制)。さらには放送範囲という規制によって、地域毎に交渉する必要まで出てきます。これをネットなら一元に管理できる。
このように、この手の
動画配信サイトとコンテンツメーカーはWin=Winの関係を結ぶことができると思います。但し、最大の敵は知名度とPUSHであるという、TVです。ここに効いてくるのがニコニコ動画という、ユーザー層がもろにターゲット(アニメ系ヲタ)と一致している そしてある程度の知名度を得た配信サイト。ここで、うまくムーブメントも作るようにできるようになれば、完全にWin=Winの成功です。
そして、ここで効いてくるのが冒頭のニコニコ動画による、著作権侵害動画排除宣言です。あれは、ニコニコから一方的に宣言したものである というのがポイントになる訳です。
ニコニコが体よくTVと同等の配信媒体として、認知された未来が来たとします。その状況下では、ニコニコは自分たちの邪魔になると思った動画について、TV局の為にと称して一方的に削除することができます。あたかもTV局の要望に応じた対応であるかのように振る舞いながら。
そして、宣伝になるからとTV局の方が残すことを望んだとしても、考慮することなく削除することも可能。TV局の方から、その動画は著作権侵害だけれど、残して欲しいなんて公式声明を出す訳にはいきませんから。かくて、UGCによるムーブメントの果実は、ニコニコと提携したコンテンツだけに限定できるという未来の達成です。
ニコニコの最大のメリットはそのユーザー層であり、SNS同様先行者がすべてを持って行きます。あとからTV局が似たようなサービスをしても追いつくことはできないのですから。
かくて、最初に書いた
無条件降伏とも見える 発表は
実はTV局に対する,遠大な宣戦布告だった!!なんてね・・・・こんな記事を 4月1日に書いてみるテスト。
ニワンゴにこんな度胸ある訳ないじゃーん(ぉ
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